@article{oai:kinjo.repo.nii.ac.jp:02000044, author = {山元, 一晃 and YAMAMOTO, Kazuaki}, issue = {1}, journal = {金城学院大学論集. 人文科学編, Treatises and Studies by the Facalty of Kinjo Gakuin University. Studies in Humanities}, month = {Sep}, note = {本稿では,看護師国家試験で, 1 )どのようなカタカナ語が特徴的に用いられているか, 2 )それらは日本語教育で扱われるのかを明らかにする。短単位に形態素解析を行い,カタカナを含む短単位の頻度を,BCCWJの短単位の頻度と対照させ対数尤度比(LLR)を算出した。特徴的だと判断されたカタカナ語について,『日本語教育語彙表 Ver 1.0』と対照させ,日本語教育で扱われるかを判定した。その結果,カタカナ語は,延べで4,386語(5.4%),異なりで918語(12.6%)抽出された。また,カタカナ語のうち未知語として解析された語は延べで57語(全体の0.04%,カタカナ語の1.2%),異なりで44語(全体の0.6%,カタカナ語の4.7%)あった。上記の異なり語のうち,看護師国家試験に有意に特徴的だとされる語(ただし,未知語を除く)は,1509語あった。そのうちカタカナ語は,207語(13.7%)あった。国家試験に有意に特徴的なカタカナ語に限ると,158語(77.8%)が『日本語教育語彙表』になく,日本語教育を受けるだけでは国家試験に出題されるカタカナ語の習得が難しいことが示唆される。}, pages = {129--137}, title = {看護師国家試験における特徴的なカタカナ語の様相 : 留学生支援での活用を目指して}, volume = {20}, year = {2023} }