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アイテム
上肢の関節可動域が制限される人のためのエプロン提案 : 着脱動作分析による検証
https://kinjo.repo.nii.ac.jp/records/1141
https://kinjo.repo.nii.ac.jp/records/11412e219a2c-a3ae-4b27-95a3-ae02c535a041
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2020-11-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 上肢の関節可動域が制限される人のためのエプロン提案 : 着脱動作分析による検証 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | The suggestion of an apron for human joint range of motion of the upper limb is limited : Verification by removable motion analysis | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者別名 |
Hirabayashi, Yuka
× Hirabayashi, Yuka× Hiraiwa, Akiko× Aoyama, Kikuko× Iida, Nobuko× Maruyama, Masumi |
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著者 |
平林, 由果
× 平林, 由果× 平岩, 暁子× 青山, 喜久子× 飯田, 信子× 丸山, 眞澄 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 加齢や障がいにより関節可動域が狭くなると、後ろで紐を結ぶタイプのエプロンは着用が困難となる。本研究では、上肢の動きを制限された人でも簡単に着脱できるエプロンを提案し、着脱時の負担を軽減できるかどうかを検証するため、着脱時の関節の動き、筋肉への負担を一般的なエプロンと比較した。 紐を後ろで結ぶ一般的なタイプの「レギュラーエプロン」と市販のエプロンホルダーを使用したワンタッチで着脱できる金城学院ファッション工房の「オリジナルエプロン」を同じ布地で製作した。健康な女子大学生10名を被験者とし、上肢4か所と僧帽筋の筋電図を記録し、筋電積分値から着脱時の筋肉への負荷量を比較した。被験者の前方・右側面の2 方向から着脱動作を撮影し、各ポイント(手首、肘、肩)の上下・左右・前後方向の動きを解析した。 着脱時間は、オリジナルエプロンの方がかなり短かった。オリジナルエプロンの筋電積分値は、レギュラーエプロンの10~20%であった。手首の動きをみると、レギュラーエプロンでは、前方と後方だけでなく、上方にも大きく動いているが、オリジナルエプロンでは上下移動はほとんどなく、わずかに後方へ動いているだけであった。各部位の最大移動距離を比較すると、いずれの部位でもレギュラーエプロンの方が有意に大きかった。以上より、オリジナルエプロンは、レギュラーエプロンに比べて小さな動きで、短時間で着脱することができ、筋肉への負担も小さいことが確かめられた。 |
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書誌情報 |
金城学院大学消費生活科学研究所紀要 en : Insutitute of Life and Counsumer Sciences, Kinjo Gakuin University 巻 20, 号 1, p. 1-9, 発行日 2016-03-31 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 金城学院大学消費生活科学研究所 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13434020 |